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ウラ写真新世紀
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ウラ写真新世紀とは、キヤノンの写真新世紀に落選して、キヤノンに直接搬出に行くんだけど、ただ作品受け取って帰るのもなんだし…。まあ人もけっこう来るらしいし、多摩川もすぐ近くだし…どうせならみんなで作品でも見せ合ったらいいじゃないか。という感じで2年前に始まったのです。

来る7月2日、僕を含む写真新世紀に落選した人たちの中で、直接搬出のメンバーが下丸子のキヤノンへと集結し、お互いが顔をみても見ないふりをしつつ、なんだよこんちくしょうと、ときにはツバをキヤノンのピカピカのビルに吐きかけたり、はたまたしょんべんをひっかけたりしながら、自分の作品を引きずり引きずりそれぞれの帰途へとつくわけですが、そこでウラ写真新世紀の開催を思い付きました。

とりあえず今決まっていることと言えば、ただ僕が自分の作品を河原に並べて、スルメを食べながら、「何かしら?」と不思議そうにこっちを見る道行く子連れの家族や、またはこっちなんて見ないで二人の世界に没頭しているカップルに、キッとするどい目つきを送るということだけです。
主催者の2005年6月28日の日記より引用


第一回は雨も降りましたが、みなさんの協力を得て、急にもかかわらずたくさんの人に参加していただきました。
そして順調に翌年の2006年も写真新世紀に落選したので、第二回も開催されました。会場が多摩川沿いから、都会の真ん中へと移動してしまったこと、さらにはウラ写真新世紀には不利なことばかりで、「それ商標に引っかかるよ」とキヤノンの人に脅されビビってしまいましたが、最近僕がちょっと調べただけだけど、「写真新世紀」ってキヤノンは商標登録してなかったよ…。

という感じで過去のウラ写真新世紀の様子はまた載せます。
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本家であるキヤノンの写真新世紀の日程を書いておこうと思います。

応募申込受付期間 4月16日〜6月11日(WEBによる応募申込)
作品受付期間   4月16日〜6月18日
特別搬入     6月16日
審査
特別搬出     7月21日(第三回ウラ写真新世紀開催?)

昔は作品受付期間が終ってからだいぶ経ってから直接搬入が可能だったので、直接持ち込みにして、作品制作の時間をかせごうという人が多かったのですが、今回は逆に直接搬入(特別搬入)の方が早いです。

しつこいようですが、ウラ写真新世紀に興味のある人は、特別搬出を希望しておいて下さい。
と言っても100%開催が決まっているわけでも無いのですが…。
写真家の登竜門と言われる応募者がとても多い写真コンペです。
2007年度より、WEBによる申し込みが必須になりました。

昔は年に二度開催されていましたが、一度になり、その影響もあり、応募者がとてもたくさんになりました。
以前はキヤノンの多摩川沿いのビルに作品を直接搬入することも可能で、自分で作品を並べたり、けっこう昔は他の人の作品を見ることもできました。
直接搬入の場合は郵送にくらべ、一ヶ月とか猶予があったので、けっこうみんな直接搬入にしてました。ギリギリまで作品を作るために。

今はキヤノンのビルに入りきらなくなったのか、去年から直接搬入は日通の営業所に持ち込むことになり、そこからの郵送費は数百万くらいはかかると思うんだけど、キヤノンはお金があるんだなあと思いつつ、今年もまた同じだったので、ちょっと驚いたのは置いといて、ウラ写真新世紀としては不利な状況です。

そしておそらく今年からだと思うのですが、一番の僕らに影響のある規約変更は、
「応募多数の場合には、優秀賞選出審査会に先立ち、予備審査会を行うことがあります。」
っていうので、簡単に言うと、アラーキーとかに作品を見てもらえない可能性が出てくるってことです。

簡単に言うとウラ写真新世紀は、直接搬出の時に落選した人たちで作品を見せ合おうというとても悲しく切ない会なので、ウラ写真新世紀に少しでも興味のある人は、新世紀に申し込むときに、直接搬出に○をしておいてもらいたいと思っているのです。
今年もキヤノンの写真新世紀の応募要項が送られてきました。
やはりウラ写真新世紀には不利な内容になっています。

第2回ウラ写真新世紀のときのように、何の準備もせずにやるとひどいことになりそうなので、とりあえずサイトを立ち上げてみました。って言ってもブログだけど。

とは言いながら、このブログも思いつきでつくったので、どうなるか、っていうかウラ写真新世紀をするのかとか、ほとんど何も考えていません。

応募要項を見ると、大型作品以外の人は、まず直接持ち込みになんてしないでしょう。  
昔をなつかしみつつ、消える運命のウラ写真新世紀でしょうか。

何か妙案はおりてくるのか、とにかくウラ写真新世紀が行なわれた場合には参加したいと思ったりしている人は、直接搬出希望で新世紀へ応募しましょう。
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